ストレッチ:指の痛み・腱鞘炎・ばね指

痛み無くできる範囲でグーパー繰り返すのが一番よさそう。キモは虫様筋・骨間筋・手掌腱膜にあり

ひっじょーに気づきにくいが、手のひら部分、骨の間がめちゃめちゃ固まってることが多い。指を直接動かすのに働く腱はすべて手のひら部分で上記3種の筋・腱膜などとつながっているため、日常動作を優先するためにかばう様に負担が掛かる。つまりこの部分で庇えなくなると日常動作にも支障がでてくる。

そこで基本、グーパーをしてゆび先まで血流を促す(筋肉を動かしてポンプさせる)ことで、固まった筋肉も時間を掛ければ弛緩してくる。また、手を大きく開いて指を一本ずつ曲げる、というのも良い。

また、ストレッチは反動をつけるような方法はを避けてください。じっくり伸ばすように。

筋肉以外の腱や筋膜はスポンジ状構造が押しつぶされたようになって癒着状になるので、これはストレッチだけでは厳しく施灸や専門的な筋膜リリースが必要になる。ぐいぐい押しても、もんでもあまり効果は出ない。

臨床上の経験では、むしろ肩までの腕全体や、患部と反対側の下肢のストレッチ、背骨のストレッチを追加する方が効果は高いと診ている。